Commons:問い合わせ対応ボランティアチーム
Shortcuts: VRT • VRTS • COM:VRT • COM:VRTS
Current backlog (oldest unanswered mail or ticket) in permissions-commons queue is 3 days. |
VRT (Volunteer Response Team Software、問い合わせ対応ボランティアチーム) (以前は OTRSの名称で知られていました)は、ウィキメディアプロジェクトで2004年以来お問い合わせ、クレーム、ご意見などを受け付けているボランティアのチームです。VRTS (Volunteer Response Team Software、問い合わせ対応ソフトウェア) は、コモンズを含むウィキメディアのプロジェクト群において、電子メールのやりとりを管理・保存するために用いるツールです。 コモンズに関係するVRTSの主要な用途は、ライセンス許諾を検証し保存することです。
場合によっては、著作権者が特定のファイルをフリーライセンスで公表する許可をしたという証拠として、VRTへメールを送るよう求められることがあります。こうした証拠は permissions-commonswikimedia.org または言語別のメールアドレスに送る必要があります。VRTSは著作権侵害を報告するメールへの対応にも用います。
VRTSに送られたメールは、信頼されたボランティアで構成された多言語チームが対応します。各トピックにはそれぞれ固有のチケット番号を割り当て、それにより関連するメールを一つにまとめるとともに、後になってもやり取りを見つけて再検証することが容易になります。やり取りは一般には公開されません。
それぞれのチケットはボランティアにより確認されます。有効な許諾があるという十分な証拠がある場合、ボランティアはその画像を検証済みであるとマークします。ボランティアはまた、許諾の確認前に削除されたファイルがある場合にそれらの復帰を担当し、ここに述べる手順に従う限り、改めて復帰依頼を出す必要は発生しません。有効な許諾があるという十分な証拠がない場合、ボランティアは送信者にさらなる情報を求めることがあります。また著作権侵害に気付いた場合、ボランティアはそれらが確実に削除されるように手配します。
届くメールの数に比べて、活動中のコモンズのVRTメンバーの数はごくわずかです。 現在、英語チケットの未処理分はおよそ3 日あり、お待たせして申し訳ありません。 経験を積んだコモンズ編集者は私たちのボランティアチームに参加して、対応所用時間の改善に協力してください。
特定のVRTSチケットの有効性や状況については、VRT掲示板で問い合わせてください。
メールへの対応はコミュニティのボランティアが行います。
許諾キュー(permissions-commons)のVRTSチケット(メール)はこのキューにアクセス可能なVRTボランティア全員が閲覧可能です。 どのボランティアもあなたが送信したメッセージに含まれる機微情報の機密を守るよう求められていますが、ウィキメディア財団は機密を保証することはできません。 利用に際して、撮影対象や作者の個人特定可能情報、なかでも氏名、住所、メールアドレスの提示は慎重に扱う必要があります。 |
VRTに連絡する必要がない場合
もしあなたが投稿しようとしている画像について下記の条件のいずれかが当てはまるようであれば、VRTにメールする必要はありません:
私はこの作品の使用許諾を受けておらず、作品はフリーライセンスで公開されていません。
私はこの作品を自分で作成し、これは未公表で、唯一の著作権者は私です。
この画像を最初に公表したのは私のウェブサイトもしくは共有スペース上の私自身の空間です。
ファイルをアップロードした時ライセンス査読されます。インターネットアーカイブの"Save Page Now"機能を使い、あなたのライセンス表明の証拠を保存して下さい。
- Wordpressを使用している場合
- 数回のクリックでウェブサイトを CC-BY-SAライセンスに置くことができます。
- Blogspotを使用している場合
- テーマ更新手順を参照。
- Flickrで公開している場合
- Flickr publish公開手順]を参照。
- YouTubeで公開している場合
- CC-BYが利用できます。
- SNSで公開している場合(Facebook, Instagram, など)
- あなたの写真を含むコンテンツを編集して、フリーライセンスで公開していることを表明してください。そのプラットフォームが投稿後の編集を受け付けない場合(例:Twitter)、写真について言及する投稿を新たにしてください。可視性が公開に設定されていることを確認してください。
この作品はFlickrに載っていて、フリーライセンスで公開したとマークしてあるのを見つけたのですが。
画像の使用許諾:どんな時にVRTに連絡するのですか?
もし下記の条件のいずれかが当てはまるようであれば、VRTSシステムにメールを送る必要があります: 私はコモンズにこのファイルをアップロードしてよいと、(私とは別人である)原作者から許可された。
許諾文書では、コモンズやウィキペディアに限定する許諾では不十分で、明示的にフリーライセンスでの許諾を示さなければなりません。すでに投稿済みの画像については、Template:Permission pendingに記載された説明に従ってください。
私は著作権者ですが、私の作品はすでに別の媒体でフリーライセンスなしで公表されており、私にはそれを修正できません。
あるいは別の方法として、あなたの作品にフリーライセンスを付け加えて、さらにコモンズの画像情報ページのどこかに {{License review}} という文字列を追加してください。
コモンズではあなたの声明の正当性を検証して、それを正当として受け入れることができるか、あなたにお知らせします。私は著作権者の被雇用者です。
望ましい書式はCommons:Email templates/jaをご参照ください。 あるいは別の方法として、著作権者のウェブサイト上のファイルの周辺に作品のフリーライセンスを付け加えて ください。
コモンズではあなたの許諾声明の正当性を検証して、それを正当として受け入れることができるか、あなたにお知らせします。私は別の場所で自分の作品を定期的に公開しており、投稿するごとに許諾声明をメールする面倒を避けたいです。
私は著作権者であり、私のファイルが許可なしにコモンズに投稿されています。
あなたが著作権者ではない場合
あなたが著作権者でなく、作品がパブリックドメインでもコモンズで受け入れ可能なフリーライセンスでもない場合、あなたは著作権者に連絡を取って、その作品をコモンズに投稿してよいという許諾を得る必要があります。以下の手順に従ってください:
- ファイルをコモンズに投稿する前に、著作権者を特定して連絡を取り、作品をフリーライセンスで提供してもらうよう依頼してください。
- 著作権者は、コモンズで受け入れられているライセンスを選択する必要があります。特に、ウィキペディアもしくはウィキメディアに対してのみ使用を許可する方式は受け入れられません。著作権者からの返信についてはCommons:Email templates/jaの形式が推奨されています。 ファイルを自由なライセンスで提供するかどうかは著作権者次第です。著作権者にファイルを自由なライセンスでの提供を断られたら、残念ですが、そのファイルをコモンズに投稿することはできません。
- 返事がもらえたら、そのライセンスがコモンズに適したものであるか、確認してください。もし適していれば画像をコモンズにアップロードして著作権者が選んだライセンスをそのファイル説明ページに載せ、さらに
{{subst:PP}}
("許諾依頼中") というタグを追加してください。
- 手続きとして次は作者が明確に使用許諾を記したメールを作者から permissions-ja@wikimedia.org へ転送するように依頼し、またそのメールに含める内容として送受信情報などメールヘッダ全体、それまであなたと交わしたすべてのやり取り、コモンズ上の画像ページへのリンクを加えるようにお願いしてください。かならず画像の出典情報(source)と著作ライセンスを確実にメールに含めるよう、作者に頼んでください。
- VRTボランティアはそのメールをチェックし、許諾声明が十分かつ本物であることを確認すると、{{Permission pending}}タグを{{PermissionTicket}}タグに置き換えます。
(もしあなた自身が著作権者で、すでに公表しコモンズに投稿してある作品についてライセンスを裏付けするつもりなら、もちろん、許諾声明はご自身で送る必要があります。)
承諾宣言書(汎用)
あなたが著作権を持つファイルの使用許諾を表明するためにこのページに案内されたのであれば)、上の使用許諾文生成ツールへのリンクをクリックしてその指示に従って記入してください。使用許諾が簡易に作成できる仕様になっています。使用許諾文生成ツールの使用に支障があれば、下の承諾宣言の雛型メール(こちらも有効です)をご使用ください。 承諾宣言書の電子メールひな型画像や文章等の利用許諾の申請に対する承諾の返答は、曖昧なものになりがちです(「この写真はウィキペディアに転用してもいいですよ」など)。そこで、承諾宣言の雛型を申請メールに添付して(添付の旨を本文に書き添え)、著者・著作権の所有者が電子メールで返送できるようにすることをお勧めします。以下の雛型は、必要があれば、追加情報を補ってください。「作品」と「許諾」の単語は、実際の文面ではそのまま使わず、実際の画像や利用許諾に置き換えて返送してもらってください。オンラインのURLがない場合は、ファイルをコモンズに{{OTRS pending}} タグ付きでアップロードして、そこへのリンクを許諾声明文上に書いてもらうよう作者に依頼してもかまいません。 この電子メールひな型には3個所の変更が必要です:作品(画像/音声ファイル/動画)が公表されたURL、ライセンス名、日付とお名前、です。 さらに、許諾を与える対象である、ウィキメディア・コモンズ上に掲載されたときのURLもメールに記載してください。
permissions-ja@wikimedia.org 御中 以下、どちらかをご記入ください:[私 (著作権を保持する個人のお名前)] または [私が代表する組織(著作権を保持する組織のお名前)]は、 以下に作品を特定できる情報をお書きください(許諾をくださる作品の詳細を記述するか、メールにファイルを添付するか、オンライン上にあるならばそのURLを書くかしてください):[作品名(詳細情報)] の作者、かつ・または、排他的な著作権の独占的な所有者です。 自由なライセンス: [ "Creative Commons Attribution-Share Alike 4.0 International(クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際)" ][1]の下で、当該作品が公開されることを、私は了承します。 当該利用許諾の条項および関連法規に則るかぎりにおいて、この作品の商用利用や必要に応じた改変を、全ての人に許諾することを、私は了承します。 私は、当該作品の著作権と、当該利用許諾に従った氏名表示権は私が保持し続けることを、了承します。他者が当該作品に加えた改変部分は私に帰属しません。 自由な利用許諾は著作権に関してのみであり、中傷や人格権の侵害、商標の制限等の目的で当該作品を用いる者に対して行動を起こす権利は、私が依然として保持することを、私は了承します。 私がこの承諾を撤回できないことを、私は了承します。当該作品のウィキメディア・プロジェクトでの保持は、永久であることもあれば、保持されなくなることもあることを、私は了承します。
[今日の日付
メールアドレス許諾メールを私たちのメール対応チーム("OTRS") の宛先 permissions-ja@wikimedia.orgに送ってください。 メールを送る際には、私たちが検証可能なアドレスで送ってください。たとえば、もしあなたがウェブサイトから画像を提供してくださるなら、そのサイトに紐つけられているアドレスか、そのサイトのページに記載されているアドレスでメールを送ってください。もしあなたがオンラインにない作品を提供してくださるなら、あなたの身元を証明できるものを求められるかもしれません。もし著作権保持者のためにあなたが活動している分野での作品を提供してくださるなら、著作権保持者のために活動していることを証明するよう求められるかもしれません。 |
画像ページで用いるテンプレート
- VRTSボランティアは、許諾メールを受け取ったものの更なる確認が必要なときは
{{subst:OR|id=チケット番号}}
を、許諾が確認できてVRTSシステムにアーカイブされたときは{{PermissionTicket|id=チケット番号}} が使えます。このテンプレートは、VRTメンバーだけが使えます。権限を持たない利用者による使用は不正利用フィルターにより警告が出ます。VRTユーザーは "PermissionVRTS" のガジェットを使うことが推奨されています。
関連ページ
- コモンズ関係
- メールの雛形 - メールで許諾を得るときに(英語)
- コモンズのVRT掲示板 - 質問への回答やチケット確認を求めるときに
- 有償寄稿の編集者への案内
- VRT agentsの一覧
- ウィキプロジェクトの許諾依頼
- メール対応チーム
- 関連プロジェクト
- meta:OTRS/Volunteering - OTRSボランティア志望者向けの情報(メタ・ウィキメディア)
- 許諾要請の例文(英語版ウィキペディア)
- Requesting copyright permission (英語版ウィキペディア)
- Licensing contact information (英語版ウィキペディア)(メールによる写真提供を含む)
- Wikiportrait(メタ・ウィキメディア)訳注:オランダ語版ウィキペディア主催のWikiportrait というソフトウェア。コモンズに著名人の肖像写真を投稿するとき適切な許諾声明選びを支援。
- 公開されたVRT方針と連携 (メタ・ウィキメディア)